「家出」と「神待ち」
家出少女は、帰る家がありません。アドレスの一番上から連絡してみたけど、泊めてくれる友達は一人もいない……携帯の充電も切れそう、となってくると、彼女たちはもう、外で一晩明かすか、それか、援助交際しかありません。
野宿は、一度してみるとわかりますが、かなり大変です。
冬の公園で、ゴミをあさり、「ダンボールが暖かいって本当なんだ」と思ったりする……そんなの悲しいですよね?
だから、家出少女である彼女達は、神待ち掲示板を使うのです。神待ち掲示板を使えば、暖かいところで、暖かいご飯を食べさせてもらうことができます。
そう、まさに彼らは神様です。
家出少女たちは、彼らのぬくもりがなければ、外で一晩過ごさなければならないのです。まだ中学生・高校生の少女が、そんな想いをするのはあまりにも酷です。
だから、家出少女は、そういったことがないように、「神待ち掲示板」で男性(神様)を求めるのです。
神待ちをしていて、神様が現れないとなると、家出少女たちは、真冬の空の下……真夏の蚊の多い公園で、一晩を明かさなければならないのです。
彼女たちを救えるのは……、家出少女を救えるのは、「神様」の存在しかいないのです。彼女たちを救ってあげてください。